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【さきどり!栄ミナミ】vol.2 まほろバル『ホワイトマウンテンチーズキーマカレー』

【食べる・飲む】

2019.10.30

栄ミナミで次に流行るフードはどれだ!?ビジュアル、味、素材・・・様々な角度から流行グルメを調査します!第2弾!!

日々新店舗がオープンする栄ミナミ。

やっぱり気になるのは、次の流行グルメですよね!

名古屋流行の発信地、『栄』のエキスパート栄ミナミWebが、注目グルメをレポートします。

 

今回紹介するのは、見た目のインパクト大!インスタ映え必至の、まほろバルさんの『ホワイトマウンテン チーズキーマカレー』

 

 

広小路通から、元丸栄百貨店のあった西側の通りを南に折れると、そこはプリンセス大通り。ディープな住吉通りとカジュアルな伊勢町通りの中間に位置し、栄ミナミの中でも最も多彩な顔を見せる通りだ。

この南北につながる通りには、若宮に抜けるまで、様々な飲食店が立ち並び、少し落ち着いた雰囲気の歓楽街といったところだろうか。南へ向かうほど、カフェや個性的なバルのような店が点在するが、逆に北に向かえば、大手チェーン店やカラオケ店などがひしめき合い、華やかで賑やかな喧噪の雰囲気に包まれるといった二面性を持つ。

広小路から入ると、両脇に大きな嗜好性を煽る遊技場のネオンで迎えられる。そんな通りの雑踏をかき分けるように進むと、目的の店はほどなく現れる。

昔からこのあたりのことに詳しい方なら、すぐにイメージできると思うが、元はミスタードーナッツがあった場所だ。

 

 

原色の華やかな看板に囲まれた中では、やや場にそぐわないような落ち着いた雰囲気。その店の名は「まほろバル」。「まほろば=素晴らしい場所」を意味するその店は、肉(主にチキン)とチーズをウリにしたバルだ。夜メニューを見ると、しっかりと食事をするというよりも、軽いフードをつまみながらお酒を楽しむ場所。フードメニューは低単価に抑えられてビジュアル重視、ドリンクも軽めのカクテル系が充実していて、女性同士で利用して欲しいというお店からのサゼッションがうかがえる。ただ、それにしてはロケーションが・・・と思ったが、メルサの跡地に商業施設が完成し、あの噂のリッツカールトンが、明治屋&ケンタッキー跡地にオープンすれば(あくまでも噂段階)、相応しいロケーションになるかもしれない。それほど素晴らしい(まほろばな)お店だ。

 

 

店の中に入ると、落ち着いた木のテーブルとレンガの壁が迎えてくれる。照明も明るすぎることもなく、また暗すぎることもなく、適度に料理の味をワンランク上げる黄橙色に照らしている。そして、店の奥には定番のオープンキッチン。案の定、ランチ時のテーブルは女性客でにぎわっている。たまたま隣に居合わせた若い男性二人の、熱いマジック・ザ・ギャザリング談義は、このさい無視することにしよう。

 

 

さて、前置きが長くなってしまったが、ここに訪れた本当の目的。そう、あのメニューだ。

まほろバルの人気No1ランチメニュー「ホワイトマウンテン チーズキーマカレー」

個人的には、バターチキンカレーを注文したいところだったが、今回のミッションは、あくまでも、このインスタ映えなメニューの攻略にあった私は、にこやかに微笑みながら注文を待つ女性スタッフに、できるだけ爽やかに微笑みを返しながら、ランチメニューの一番上を指差した。よほどメニューに自信があるのか、注文を受けたスタッフの顔には笑みが浮かび、「楽しみにしていてくださいね」という声なき声が聞こえた気がした。もちろん、「ドリンクはいかがですか?」のお勧めの声はしっかりと聞こえたが。

 

 

ほどなく、アツアツに熱せられたスキレットの上でぐつぐつと湯気を上げる白い塊がテーブルに運ばれてくる。取っ手の鉄の部分には、火傷防止のカバーがかけられているところは、店側の配慮が見て取れて少しうれしい。メニューを見ていたよりは、中央の山の部分は少しこぢんまりと見えたが、チーズのたっぷり感は、予想を遥かに超えている。そして、マウンテンの頂上には黄色く輝く黄身が、まるで火山の火口のように鎮座する。

さて、この山を攻略していこうか。手に持ったスプーンで、いきなり山頂にいどみかかる。

 

 

意外にも、スプーンはチーズの弾力に押し返されるが、そこは一気に力を込めて押し切ると、崩れた黄身の向こう側にカレーらしきものが現れる。

キーマカレー。キーマとは、ヒンディー語やウルドゥー語で「細切れ肉」または「挽肉」を意味するらしい。つまり、ひき肉をカレー風味に仕上げたものがキーマカレー。真っ白なチーズの下から現れたのは、まさに、このひき肉たっぷりのカレーとライス。最初は、おそるおそるカレーライスにチーズをからめてみる。思いのほか弾力のあるチーズは、すんなりとライスにからんで来ない。そこで、むりやりすくいトルようにチーズをからめ口に運ぶ。口の中には、カレーのスパイシーな風味と、芳醇なチーズの香りが広がる。食感も、通常のカレーライスでは得られないような、良い意味での違和感。卵の黄身のまろやかさが、逆にカレーのスパイシーさを減退させた感は否めないが、そこはチーズの香りがあまりあるほど広がってカバーする。見た目よりも食べごたえ感もある。たっぷりのチーズが、満腹感を誘発する。

 

 

 

私自身は、職業病か、いささか食べるのが早い。チーズを一気に固めて片付けてしまったが、ゆっくり食べると、熱が下がったチーズの固さ感や味の変化を楽しめるのかもしれない。キーマカレーについても、無理矢理チーズをからめずに、白いチーズの洪水の中から救い出すように、カレーライスをすくって食べれば、もっとスパイシーさや肉の旨味を感じられたかもしれない。そこは、この記事を読んだ方に試していただきたい。

 

 

目的のホワイトマウンテンを食べ終えると、ランチタイム限定の+100円で注文した烏龍茶で一息をつく。周囲を見ると、意外にこのメニューを頼んでいるのが自分だけであることに気がつく。周囲の客達の目線も、自分のテーブルに集まっていたらしい。食べている最中に、やたらと視線を感じたのもそのせいかもしれない。ランチメニューとしてはやや高めの値段設定ではあるものの、1100円、まあ満足できるレベルではないだろうか。気持ちとしては、もう少しスパイシーさのパンチがあっても良かったように思うが、チーズ好きの女性好みを狙った商品と捉えれば納得も行く。次回は、ぜひバターチキンカレーを堪能してみたい。

 

10月末の店内には期間限定でアーティストの絵が飾られており、通常のシンプルで落ち着いた雰囲気を、良い意味で賑やかにしている。

 

 

ちなみに、編集部から「今回の記事は、Number風の文体でお願いします」といわれたが、少しはそれっぽくなっただろうか?いや、読み返してみたが、あんまり上手く行かなかったかもしれない。やはり、スポーツのような躍動感と感動は、食レポでは出し切れないということか。このホワイトマウンテンの攻略の道は遠いのだなと思いながら三ツ蔵通りを越えると、CoCo壱番屋からあの香ばしい匂いが漂ってきて、やはりもう少しスパイシーさが欲しかったなと思った。

秋晴れの空は高く青く、栄ミナミの街に冬の気配が近づいていた。

 

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【店名】肉 チーズ まほろバル
【住所】愛知県名古屋市中区栄3‐3-30 茶ばしらビル1F
【TEL】052-242-6500
【営業時間】月~金、祝前日: 11:45~14:30  17:00~23:00
      土、日、祝日: 11:45~15:00 17:00~23:00
【定休日】不定休
【公式HP】https://mahorobaru.owst.jp/

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